かつて「ポン円」の名で親しまれ、同時に多くの口座を吹き飛ばしてきた英ポンド/円。2026年、その牙は一段と鋭さを増している。イングランド銀行(BOE)と日本銀行の金融政策のベクトルが交錯する中、市場には常に緊迫感が漂う。
英国のインフレ動向、労働市場の強固さ、そして日銀による追加利上げの観測。これら二国間の金利差や思惑が絡み合い、ちょっとした指標のブレが即座に数百ピップスの大爆発を引き起こす。機関投資家の高度なアルゴリズムがそのボラティリティを即座に増幅させるため、個人投資家が素手で立ち向かうにはあまりにも過酷な環境が形成されているのだ。