ドラッグストアやバラエティショップで市販されている「まつ毛美容液」と、医療用医薬品であるグラッシュビスタやルミガンは、製品カテゴリーから根本的に異なります。
市販のまつ毛美容液は、薬機法上の「化粧品」または「医薬部外品」に分類されます。主な役割は、パンテノールやペプチド、保湿成分などによるまつ毛のハリ・コシの補修や保護です。すでに生えている毛をすこやかに保つトリートメント効果が主目的であり、毛母細胞へ直接働きかけて毛の本数を増やしたり、成長期を強制的に伸ばしたりする医薬品的な発毛作用はありません。
対する医療用治療薬は、毛周期そのものを改変して毛を太く長くする薬理作用を持ちます。劇的な変化が期待できる反面、前述したような強い副作用を伴うため、医師の診察と指導の下でしか扱えない劇薬であることを認識しておく必要があります。