強い揺れを感じた、あるいは津波警報・注意報が発表された瞬間、最優先すべきは海岸や河口から離れ、少しでも標高の高い場所へ移動することだ。車での避難は原則として避けなければならない。道路の亀裂や信号停止、避難車両の集中による大渋滞が発生し、車内に閉じ込められたまま流される悲劇が過去に繰り返されてきた。
津波は一度きりでは終わらない。第1波よりも第2波、第3波の方が高くなるケースが多々ある。潮が引いたからといって様子を見に戻る行為は命取りとなる。警報が完全に解除されるまで高台や指定緊急避難場所にとどまり続ける忍耐が、二次被害を防ぐ鉄則だ。