事態の重大性を受け、警視庁刑事部捜査第一課の精鋭部隊が現地へ投入された。田無警察署に設置された捜査本部には捜査車両が次々と出入りし、捜査員たちが険しい表情で資料を抱えて走る。初動捜査の成否が事件解決のスピードを決定づけるだけに、捜査本部の動きは迅速かつ徹底的だ。
捜査関係者への取材によると、現場から逃走した人物の足取りを掴むため、周辺の防犯カメラ映像のリレー捜索が急ピッチで進められている。駅周辺の商業施設から幹線道路沿いの私設カメラに至るまで、解析作業は夜を徹して行われている模様だ。目撃情報と電子的な追跡ログを重ね合わせることで、逃走ルートの絞り込みが着実に進んでいる。