柿ピーの比率を語る上で、多くの消費者が陥りやすい最大の盲点が「重量比」と「個数比」の乖離です。パッケージや公式発表に記載されている「7対3」や「6対4」という数値は、すべて製品全体の重量(グラム数)を基準とした比率を指しています。
柿の種は中が空洞で非常に軽く、1粒あたりの重量は約0.45〜0.5g程度です。対してピーナッツは油分とタンパク質が詰まった密度の高い構造をしており、半割の1粒(半粒)でも約0.75〜0.8g前後の重量があります。この比重の違いにより、グラム単位で測った比率と、実際に袋から取り出して目にする粒数の比率は大きく異なります。
上表の通り、現行の「7対3」は個数に換算すると「柿の種約5粒に対してピーナッツ1粒」という比率になります。一見すると「ピーナッツが極端に減った」ように錯覚しがちですが、重量ベースで厳密に管理されており、柿の種の軽快なクリスピー食感を連続して味わえる設計となっています。