六甲ケーブルの大きな魅力が、趣の異なる2編成のレトロなツイン車両です。
山頂側に連結された開放感あふれるオープンタイプの展望車と、山麓側の落ち着いたクラシック客車で構成される「クラシックタイプ」は、深みのある赤と緑の車体に木製座席を備え、古き良きアール・デコ調の雰囲気を漂わせます。一方の「レトロタイプ」は、港町神戸を象徴するシックな色彩とガス灯風のブラケット照明が特徴です。
急勾配をぐんぐん登る車窓からは、春の新緑、夏の上品な紫陽花、秋の鮮やかな紅葉、冬の澄み切った空に浮かぶ大阪湾と神戸市街地のパノラマが次々と展開。中間地点で行われる上下線の車両すれ違いは、乗客が一斉にカメラを構えるシャッターチャンススポットです。