Q1:下茹でした後の茹で汁は、本当にカレーに使っても脂っこくなりませんか?
A1:下茹でした鍋を一度完全に冷ます(冷蔵庫に数時間入れるのが理想)と、表面に白い脂(ラード)の層が板状に固まります。この白いラードをスプーン等で完全にすくい取って破棄すれば、下層に残るのは豚のゼラチンとアミノ酸が溶け込んだ極上のクリアスープになります。このスープをカレーの水分として使うことで、ギトギト感を一切出さずに深いコクを付与できます。
Q2:煮込み終わった豚肉がパサついてしまいました。復活させる方法はありますか?
A2:一度パサついてしまった筋繊維自体の水分を完全に戻すことは困難ですが、肉を取り出して細かく裂き、カレールーとしっかり絡めて「プルドポーク風」に仕立て直すことで美味しくリカバリーできます。また、仕上げに少量のバターをルーに溶かし込むと、口当たりのパサつきがマスキングされて滑らかに感じられます。
Q3:前日に作って翌日食べる場合、保存時の注意点はありますか?
A3:カレーを鍋に入れたまま室温で放置すると、熱に強い「ウェルシュ菌」が繁殖するリスクが高まります。粗熱が取れたら速やかに底の浅い保存容器に小分けして冷蔵保存してください。翌日温め直す際は、弱火でかき混ぜながら全体が75℃以上になるまでしっかり再加熱することが衛生管理上の鉄則です。