Q1:尾崎豊の遺体に残されていた無数の傷は本当に暴行によるものではないのですか?
A1:法医学教室による司法解剖と警察の精密調査の結果、他者から暴行を受けた際に生じる「防御創(手や腕で身を守る傷)」が存在せず、覚醒剤の急激な過剰摂取による精神錯乱状態で自ら激突・転倒を繰り返したことによる自傷創と結論づけられています。
Q2:なぜ死因の公表が当初の「心不全」から「覚醒剤中毒による肺水腫」へ変わったのですか?
A2:遺族への配慮や捜査上の守秘義務から、当初は急性の心不全と大まかに発表されていましたが、1994年に司法解剖死体検案書の記録が報道機関によってスクープされたことで、詳細な病理学的死因(覚醒剤急性中毒による肺水腫)が広く知られることとなりました。
Q3:なぜ倒れていた場所が足立区の民家(尾崎ハウス)だったのですか?
A3:前夜に飲食店を出た後、泥酔と薬物の影響で意識が混濁したままタクシーや徒歩で彷徨い、偶然たどり着いた見知らぬ民家の敷地内に入り込んで力尽きたとされています。土地勘のない場所で錯乱状態に陥ったことが、発見時の異様な状況を生みました。