天下五剣の魅力は性能面だけにとどまりません。歴史的な元ネタと作中の回想劇には深いドラマ性があります。
足利将軍家や豊臣家、徳川家など天下人の手を渡り歩いた三日月宗近、日蓮上人の佩刀として伝わる数珠丸恒次、前田利家が愛娘・豪姫の病気平癒を祈願して借り受けた霊剣・大典太光世、北条時政の悪夢を断ち切ったとされる鬼丸国綱。作中の回想では、それぞれの刀が背負う「天下の象徴としての宿命」や「持ち主たちの栄枯盛衰」が重厚に対話形式で描かれます。
ゲーム内回想の解放条件には、特定の合戦場に天下五剣同士や所縁のある刀剣(前田藤四郎、骨喰藤四郎など)を同部隊に編成して出陣することが求められます。天下五剣が揃った際の特別な掛け合いは、本作のストーリーテリングの真骨頂と言えます。