さつまいもは比較的一般的な食材だが、消化器官が未発達な乳児に与える際にはいくつか注意点がある。日本小児科学会の症例報告や知見においても、さつまいもによる重大なアレルギー発症率は他食材に比べて低いとされるが、ゼロではない。初めて与える際は小児科が開いている平日の午前中にテストするのが鉄則だ。
また、現場の管理栄養士は「食物繊維の摂りすぎによる消化不良」に注意を促している。さつまいもには不溶性・水溶性の両方の食物繊維が含まれており、適量であれば便秘解消に役立つが、初期の赤ちゃんに与えすぎると腹部膨満感やお腹のゆるさを引き起こすことがある。
「初期の段階では、1回あたり小さじ1〜2杯程度にとどめ、他の食材とのバランスを見ながら徐々に量を増やしていくのが望ましい」と専門家は指摘する。もし便が硬くなったり回数が激変したりした場合は、水分の割合を増やして調整することが推奨される。