メディックメディアの過去問集を開けば一目瞭然だが、医療職種ごとに問われる角度は微妙に異なる。それぞれの試験特性を踏まえた対策を打たなければ、直前での伸び悩みにつながりかねない。
医師国家試験では、病態生理と診断手順、初期治療薬の選択が容赦なく問われる。エボラ出血熱疑い患者に対する防護具の着脱順序や、MERS患者に対する接触・飛沫予防策の具体策が症例問題として頻出する。
看護師国家試験では、隔離室の管理(陰圧室管理の適否)や患者・家族への心理的ケア、針刺し事故防止対策が主軸となる。結核(空気感染・再興)とSARS(飛沫・接触感染・新興)での病室管理の違いは典型的な鉄板問題だ。
薬剤師国家試験においては、治療薬の作用機序と耐性化メカニズムがターゲットとなる。抗ウイルス薬や多剤耐性結核に対する抗菌薬の相互作用など、薬理・病態の知識を横断的に問う問題への備えが欠かせない。