結成16年以上の漫才師を対象とした『THE SECOND~漫才トーナメント~』の定着により、ベテラン・中堅漫才師の戦場は大きく変貌を遂げた。その最前線で極上の存在感を放っているのがツートライブだ。2026年に結成15年の節目を迎え、M-1グランプリの出場資格を満了(ラストイヤー)して以降、彼らの漫才は円熟味と攻撃性を同時に増している。
現在の活動の中心は、なんばグランド花月やよしもと漫才劇場での寄席出番、そして東京をはじめとする全国主要都市での単独ライブツアーである。関係者の証言によると、ツートライブの出番目当てに劇場へ足を運ぶ熱心なリピーターが年々増加しており、単独ライブの先行抽選販売では座席数を大幅に上回る応募が殺到する状況が常態化している。
テレビ番組における「ひな壇での立ち回り」や「過度なキャラクター付け」に迎合するのではなく、劇場のサンパチマイクの前で培った地肩の強さで勝負する姿は、テレビ制作者の間でも「ここぞという場面で必ず爆笑をさらう職人」として重宝されている。関西ローカルの深夜番組から全国ネットのネタ特番まで、その露出は確固たる実力に裏打ちされたものだ。