公開から長い年月が流れた現在、第一線で表現を続ける方々がいる一方で、日本映画界の黄金期を支えた巨星たちが天に旅立っています。
【現在も活躍を続けるキャスト陣】
サン役の石田ゆり子さんは、国民的女優として映画・ドラマ・執筆活動で絶大な人気を誇ります。アシタカ役の松田洋治さんも舞台を中心に俳優として精力的に活動し、後進の指導にも携わっています。田中裕子さんや小林薫さんは日本を代表する名バイプレイヤーとして映画賞を席巻し、美輪明宏さんも唯一無二の表現者として文化界に多大な影響を与え続けています。
【旅立たれた偉大な名優たち】
鎮西(九州)から海を渡ってやってきた盲目の猪神・乙事主(おっことぬし)を演じた森繁久彌さんは、2009年に96歳で逝去されました。また、タタラ場の長老格・病者の長を演じた名優の飯沼慧さん、牛飼いの頭・ジバシリ役を務めた個性派俳優の荒井注さん、牛飼い役の小林昭二さんなど、昭和から平成の演劇界を支えた名優たちが世を去っています。
彼らが命を吹き込んだキャラクターたちの言葉は、色褪せることのないフィルムの中で今もなお力強く生き続けています。