都市部の住宅事情において、限られた専有面積をいかに広く使うかは永遠の命題である。バルコニーに干したくても近年のゲリラ豪雨やPM2.5、花粉対策の観点から、あらかじめ室内干しを前提とした間取り設計を求める声は多い。
そこで一躍スポットライトを浴びているのが、使用時だけ降ろして不要時には天井へ収まる、あるいは存在感を打ち消す天井付け型の設備だ。床に脚を付けない構造ゆえに、お掃除ロボットの走破性を邪魔せず、洗面室や廊下の通路動線を完全に確保できる。視覚的な圧迫感を劇的に減らすアプローチが、現代の住宅設計において支持を集めている。