日本における万博の歴史を語るうえで欠かせないのが、高度経済成長期の象徴となった1970年日本万国博覧会(大阪万博)だ。当時の熱気と社会へのインパクトは今なお語り継がれている。そして半世紀以上の時を経て、2026年日本国際博覧会(大阪・関西万博)へとそのバトンが受け継がれた。
公益社団法人2026年日本国際博覧会協会を中心に、地元自治体を率いる吉村洋文知事ら政財界が連携して推し進めたプロジェクトは、国内外で大きな議論と期待を巻き起こした。NHK(日本放送協会)をはじめとする主要メディアも連日その動向を多角的に報道し、パビリオン建設や運営体制の検証、経済波及効果に関する議論が交わされた。日本が築いてきた万博の歴史は、開催都市のインフラや社会構造に不可逆の変化を与え続けている。