戸棚の奥から賞味期限切れの粉チーズが見つかった場合、どこまで口にしても安全なのかは気になるところです。判断の分かれ目は「未開封」か「開封済み」かによって大きく異なります。
未開封の場合、賞味期限は「美味しく食べられる期限」を指すため、期限から2〜3ヶ月程度過ぎていても品質に問題がないケースが一般的です。ただし、一度でも空気に触れた開封済みのものは、記載された期限にかかわらず開封後1ヶ月程度を目安に使い切ることが推奨されます。
粉チーズが劣化してカビが発生しているかどうかを見分けるポイントは以下の通りです。
- 視覚的変化:チーズ本来の淡い黄色やクリーム色ではなく、緑色、青色、黒色の斑点が現れている。全体がグレーがかって変色している。
- 臭いの変化:芳醇なチーズの香りではなく、ツンとした酸っぱい刺激臭や、ホコリっぽいカビ臭、異様な油の酸化臭がする。
- 質感の変化:指で触った際に糸を引くような粘り気がある、または湿り気を帯びてドロっとしている。
粉チーズに生えるカビには有害なマイコトキシン(カビ毒)を産生するものもあるため、表面を削って取り除くだけでは不十分です。少しでも異変を感じた場合は、健康を守るため迷わず廃棄してください。