キャッチャーというポジションは、プロ野球の中でも最も過酷と言われます。毎試合数十回とスクワットを繰り返し、ファウルチップの衝撃に耐え、緻密な頭脳戦を繰り広げる。そんな過酷な日々を20年間も生き抜いた阿部監督の肉体を支えたのは、奥さんの徹底した食事管理でした。
専門家のアドバイスを積極的に取り入れ、疲労回復に効く食材やケガ予防に効果的なレシピを独自に研究。遠征から帰宅した夜には、消化に良く高タンパクな手料理を用意して夫を温かく迎えました。単に美味しいものを並べるだけでなく、その日の体調やプレー内容に合わせて微調整を加えるプロ意識の高さは、まさに「裏のコーチ」と呼ぶにふさわしいものでした。