新宿駅での移動効率を最大化する鍵は、降車したホームからどの改札へ向かうかという初期判断にあります。無計画に地上や改札階へ出てしまうと、再開発中の仮設通路に巻き込まれるリスクが高まります。
JR線から京王線への最短アクセス
JR新宿駅から京王線行き方における黄金ルートは、山手線や中央線のホーム中ほどにある階段を降りて向かう「中央地下通路」の利用です。北側の北通路(東口・西口方面)へ向かうと小田急線の改札前に出てしまい動線が混雑します。中央地下通路を西へ進むと、正面に「京王線連絡口」の自動改札が現れます。
ここで通過できるのは交通系ICカードまたは連絡乗車券のみです。紙の普通乗車券を精算したい場合や、新幹線特急券を併用している場合は、一度JRの中央西改札を出てから隣接する新宿駅京王線改札口(西口改札)へ回る必要があります。また、JR南口改札から京王線を目指す場合は、改札を出て右手の階段を下りる「ルミネ口」ルートが最短ですが、ルミネの営業時間に連動しているため早朝や深夜は閉鎖される点に注意してください。
都営大江戸線からの乗り継ぎトラップ
都営大江戸線新宿駅京王線乗換は、利用者の間で最も疲弊しやすいルートとして知られています。都営大江戸線の新宿駅は地下7階に位置しており、ホームから改札階(地下4階)へ上がると、目の前に現れるのは京王新線・都営新宿線の「新線口改札」です。もし乗車予定の列車が「京王新線」発であれば、改札間は徒歩2分程度で移動できます。
しかし、本線から発車する特急などに乗車したい場合、新線口から京王モールを北上し、約350メートル離れた京王西口改札まで歩かなければなりません。移動には大人の足でも8分以上を要します。大江戸線を利用して京王本線に乗り換える場合は、大江戸線の「新宿駅」ではなく、1駅手前の「新宿西口駅」で下車し、JR・小田急連絡通路を経由して京王百貨店口へ向かった方が混雑を避けられるケースもあります。
混雑を回避する「京王百貨店口」の活用
メインとなる西口改札は通勤ラッシュ時に極度の混雑を見せますが、その南側に位置する新宿駅京王百貨店口は知る人ぞ知るショートカット改札です。改札を入るとスロープなしで本線1・2番線ホームの車止め付近に直結しており、階段を上り下りする必要がありません。地上から京王線へアクセスする際も、京王百貨店1階のエレベーター脇階段から地下へ降りるとスムーズに入場できます。