明治大学といえば、御茶ノ水のランドマークであるリバティタワー(駿河台キャンパス)を思い浮かべる人が多いはずです。しかし、明治大学中野キャンパスと駿河台キャンパスの違いを比較すると、キャンパスの思想そのものが大きく異なっていることが分かります。
駿河台は3・4年次の法・商・政経・文・経営・情コミ学部が集う大規模な伝統的ハブであり、明治大学の「知の総本山」としての重厚感を放ちます。これに対して中野キャンパスは、地上14階・地下1階の単一高層タワー型校舎でありながら、壁面ガラスを多用した極めてモダンで機能的な設計です。他学部の学生とすれ違う雑多なメガキャンパスとは異なり、専門分野に特化した学友や教員との心理的・物理的距離が極めて近い「知的コミュニティ」が築かれています。
また、理工学部・農学部が位置する生田キャンパス(神奈川県川崎市)との対比も見逃せません。生田が広大な丘陵地で実験農場や大型実験棟を備えた本格研究拠点であるのに対し、中野の総合数理学部はプログラミング、アルゴリズム開発、数理シミュレーションといった「コンピュータと理論」に特化した研究スタイル。都心のIT企業と連携した産学協同プロジェクトが日常的に行われている点は、中野ならではの地の利といえます。