歴代の総合タイムを見ると、チーム全体の走力がどのように底上げされてきたかが一目瞭然です。過去の出雲駅伝歴代優勝校タイムを振り返ると、優勝タイムは2時間10分台から一気に2時間7分台へと突入しました。
現在保持されている出雲駅伝大会記録は、2026年(第35回)に駒澤大学が樹立した2時間07分51秒です。駒澤大学は圧倒的な選手層とスピードを武器に、従来の記録を大幅に更新する圧巻の走りを披露しました。この駒澤大学駅伝記録は、三大駅伝における黄金期を象徴する金字塔となっています。
これに対抗する青山学院大学も、卓越したチームマネジメントと後半区間での爆発力を武器に青山学院大学区間記録を多数保持。そして近年、抜群の勝負強さで存在感を放っているのが國學院大學です。2019年に悲願の初優勝を果たし、2026年の第36回大会でも5年ぶり2度目の頂点に輝いた國學院大學出雲駅伝の戦いぶりは、アンカー勝負に持ち込む盤石のレース運びで多くのファンを魅了しました。
出雲駅伝は、その後に続く全日本大学駅伝、箱根駅伝へと繋がる初戦であり、各校がそのシーズンの総合力を測る重要な試金石。ここで刻まれるタイムは、三大駅伝区間最高記録の系譜においても極めて価値の高い指標として位置づけられています。