美容皮膚科では、赤み・色素沈着・角化という3つの異なる病態に対して、それぞれターゲットを絞った複合的なマシン治療が主流となっています。
まず、頬の持続的な赤みに対しては、ヘモグロビン(血液中の赤血球)に選択的に反応するパルスダイレーザー「Vビーム(Vbeam Primaなど)」が第一選択となります。拡張した余分な毛細血管を凝固・破壊し、赤みのトーンを段階的に抑えていきます。
茶褐色に濁った色素沈着に対しては、超短パルスで熱ダメージを抑えつつメラニン色素を微粒子レベルに粉砕するピコレーザー(ピコトーニングやピコスポット)が力を発揮します。従来のレーザーに比べて炎症後色素沈着を起こしにくく、薄い色素斑に対しても均一に照射できる利点があります。
頑固な毛穴のざらつきや凸凹には、微細な針で皮膚に微細孔を開けて自己再生力を促すダーマペン4や、フラクショナルレーザー、ケミカルピーリングが組み合わせられます。さらに、毛穴に一致して生える産毛が陰影を強調しているケースでは、医療用蓄熱式脱毛レーザーを併用することで肌の滑らかさが劇的に向上する症例も増えています。