日々の生活の中で違和感を覚えた際、どのような基準で医療機関を受診すべきか。以下の大腸がんチェックリストをもとに、直ちに行動を起こす必要があります。
▼直ちに消化器内科で大腸内視鏡検査を受けるべき人の条件
- 便に血が混じる、またはペーパーに繰り返し血が付着する(暗赤色・鮮紅色を問わず)
- 便が以前より明らかに細くなり、残便感が1か月以上続いている
- 原因不明の体重減少や、健康診断で中等度以上の貧血を指摘された
- 血縁者(両親・祖父母・兄弟姉妹)に大腸がんや子宮体がんの経験者がいる
- 便潜血検査で1回でも「陽性」判定が出た
▼生活習慣の改善を行いながら経過観察してよい人の条件
- 一過性の暴飲暴食や強いストレスの直後だけ下痢が起き、数日で自然治癒した
- 硬い便を出した直後に一度だけ鮮血が少量付き、その後の排便では出血が完全に消失した
- 家族歴がなく、過去1〜2年以内に大腸内視鏡検査を受けて「異常なし」と診断されている
社会学的な見地からも、若い世代の健康意識は「外見や体重の管理」に偏りがちで、消化器などの内部疾患に対するリテラシーが後回しにされる傾向が指摘されています。「若いから大丈夫」という根拠のない過信を捨て、身体が発する微細なSOSを論理的に受け止める姿勢が求められます。