掲示板やSNS、知恵袋といったコミュニティスペースを分析すると、男版お局 ネットの反応には生々しい被害の実態が溢れています。多くのユーザーが共通して訴えるのは、「上司に相談しても『昔気質なだけだから我慢してやってくれ』と放置される絶望感」です。
大手IT企業に勤務する20代のシステムエンジニア男性は、自らの体験を次のように語ります。
「チーム内に勤続20年のベテラン男性社員がいますが、朝の挨拶のトーン一つでその日の作業進行が変わります。機嫌が良い日は饒舌にアドバイスしてきますが、機嫌が悪い日は質問しても『見ればわかるだろ』とPC画面から目を離さず一蹴。さらに気に入らない同僚のミスを見つけると、わざわざフロア全体に聞こえる声で嫌味を言う。まさに『お局』そのものですが、体が大きく声も太いため、女性のお局以上の圧迫感があり、配属半年で胃痛が止まらなくなりました」
また、メーカーの総務部に勤める30代女性の手記では、特有の「派閥作り」に対する苦悩が綴られています。
「うちのオジ局は、自分に媚びを売る若手社員には出張のお土産を配り、ランチに連れて行って囲い込みます。一方で、定時退社を続けたり自分の雑談に付き合わなかったりする社員には、回覧書類を意図的に止めたり、ミーティングの予定変更を口頭で伝えなかったりする。管理職も現場の実務を彼に依存しているため、見て見ぬふりを決め込んでいます」
こうした声から浮かび上がるのは、職場 人間関係 男版お局の問題が、単なる個人の相性ではなく、現場の業務進行を人質に取った「構造的な業務妨害」であるという事実です。