地球規模の海水温上昇による白化現象やオニヒトデの食害など、沖縄を取り巻くサンゴ礁生態系は現在も深刻な環境ストレスに晒されています。自治体や地元ダイバー、研究機関が懸命な保全・再生活動を継続している中、観光客一人ひとりのマナー意識がこれまで以上に問われています。
海に入る際は、フィンでサンゴを蹴ったり、足場にして上に立ったりしないよう細心の注意を払うことが求められます。また、サンゴに有害とされる特定の紫外線吸収剤を含まない「リーフセーフ(サンゴに優しい)日焼け止め」の使用も、沖縄の主要ビーチを中心に推奨されています。
「一個くらい拾っても分からないだろう」という安易な持ち去りが重なれば、砂浜はやせ細り、豊かな海中景観は失われてしまいます。沖縄の自然美を愛する旅行者として、「海にあるものはすべて海に残し、思い出と写真だけを持ち帰る」というエシカルな姿勢を徹底することが大切です。