東京国際展示場(東京ビッグサイト)で大型展示会や同人誌即売会が開催される週末、周辺の飲食店は一瞬で飽和状態に達する。正午を回った時点で60分以上の入店待ちは日常茶飯事だ。だが、綿密な動線分析を行えば、不必要な消耗を劇的に減らす抜け道が存在する。
狙い目は2つ。第一のピークである11時30分より前の「10時30分〜11時00分」のアーリーチェックイン、もしくはメインステージのプログラムが一段落する「14時30分〜16時00分」のアイドルタイムだ。多くの一般来場者が閉会後に一斉に押し寄せる17時前後を避け、あらかじめ中途半端な時間帯に滑り込む。これだけで待機時間はほぼゼロに圧縮できる。
さらに見逃せないのがテイクアウト需要と座席数の配分だ。オフィス複合施設である有明フロンティアビル内の構造上、天候に左右されず屋内で待機列が形成されるため、真夏の酷暑や真冬の海風に晒されるリスクが極めて低い。事前の入場整理券システムが導入される特定日を除き、ピークの波を半歩外す時間差アプローチこそが最大の混雑回避術となる。