日頃から激辛グルメを食べ歩くマニアと、一般的な辛口カレーを好む一般層とでは、この30倍に対する受け止め方が劇的に分かれる。耐性レベルに応じたリアルな体感をレポートしよう。
市販の中辛で満足する入門層が口にした場合、最初のスプーン一杯で強烈な洗礼を受ける。舌全体が熱した鉄板に触れたような感覚に陥り、味を識別する余裕を失う可能性が高い。一方、ハバネロ系の料理に慣れた中級者にとっては、鮮烈な辛さの中に潜むクミンやコリアンダーの爽快な芳香、ローストオニオンの甘みをはっきりと感じ取れる絶妙なラインとなる。
そして屈強な激辛フリークにとっては、この商品は日常的にリピートしたくなる完成されたスパイス料理として映る。牛肉の繊維質とルーの粘度が絶妙に絡み合い、食べ進めるごとに全身から吹き出す汗が最高の爽快感をもたらすのだ。