「新宿駅は迷子になる」——これは長年、旅行者にとって最大のハードルだった。しかし、東西自由通路の完成以降、駅構内の視認性と移動のスムーズさは格段に向上している。
散策を楽しむコツは、あえて「地下街」と「地上デッキ」をハイブリッドで使いこなすことだ。雨の日や夏の猛暑日は、ルミネやメトロプロムナード、サブナードといった地下ネットワークを駆使すれば、濡れることも暑さに晒されることもなく主要スポットへアクセスできる。一方で、天気の良い日は新しくなった南口の「バスタ新宿」周辺やペンギン広場から、爽やかな風を感じながら東口・西口へと抜けるルートが心地よい。目的に応じて上と下を行き来する、この立体的な移動こそが新宿散策の真骨頂だ。