日常の炊飯において、多くの人が見落としがちな科学的事実が2つ存在します。「無洗米の重量差」と「計量カップの規格違い」です。 ### 無洗米10キロは何合になるのか?精白米との比重差 「無洗米でも10kgは約66合」と思い込んでいるなら、それは計量上の誤解です。通常の精白米は表面に「肌ヌカ」が付着していますが、無洗米は工場でその肌ヌカをあらかじめきれいに除去しています。 肌ヌカが取り除かれている分、同じ体積(180mlのカップ)に米粒を隙間なく注ぐと、粒同士が密着して通常の白米よりも重くなります。 * 通常の精白米1合(180ml):約150g * 無洗米1合(180ml通常カップ):約158g〜160g この比重の差により、無洗米10kgを通常の計量カップで計っていくと、以下の計算になります。 * 10,000g ÷ 158g = 約63.2合(約63合) つまり、無洗米10キロは何合かといえば、通常の計量カップを使った場合は約63合となり、精白米に比べて約3〜4合分も少なくカウントされることになります。無洗米専用の計量カップ(約170ml〜171ml設計)を使用すれば1杯あたり約150gとなり、精白米と同様に約66.7合として炊くことができます。この違いを知らないと、「水加減が合わずにご飯が硬く炊き上がる」という失敗を招きます。 ### お米計量カップ何合の基準と料理用カップの混同 キッチンで最も頻発するミスのひとつが、料理用計量カップ(200ml)でお米を測ってしまうケースです。 * お米用計量カップ:1合=180ml * 料理用計量カップ:1カップ=200ml 料理用カップのすり切り1杯はお米約167gに相当し、1合(150g)よりも約1割以上多くなります。計量カップを紛失した際は、体積ではなくキッチンスケール(秤)を用いて「1合=150g」で計量するのが最も確実で狂いのないアプローチです。
米10キロは何合?お茶碗何杯分・消費期間から美味しく長持ちする保存術まで徹底解説
•
•
1分で読める