田宮二郎の死因と壮絶な真相|白い巨塔が遺した光と影、家族の現在

田宮二郎の死因と壮絶な真相|白い巨塔が遺した光と影、家族の現在

田宮二郎の死因と壮絶な真相|白い巨塔が遺した光と影、家族の現在の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。

田宮二郎の俳優人生における最高到達点であり、同時に命を奪うことにもなった作品が、1978年にフジテレビ系列で放送されたテレビドラマ『白い巨塔』(原作:山崎豊子)です。

田宮は1966年の大映映画版でも主人公の財前五郎を演じていましたが、このドラマ版に対する執念は凄まじいものがありました。自ら企画を持ち込み、テレビ局やスポンサーとの交渉にも奔走。「財前五郎を演じるために生まれてきた」と語るほど役にのめり込み、劇中で財前が病魔に侵されて衰弱していく過程をリアルに表現するため、過酷な絶食ダイエットを敢行して肉体を削り落としていきました。

撮影終盤、田宮の精神状態は限界を超えていました。遺体となって搬送されるラストシーンの撮影では、自ら白布を被ってストレッチャーに横たわり、「これで本当に死ねる」と周囲に漏らしていたといいます。すべての収録を終えた田宮は、ドラマのクライマックスである第30話・第31話(最終回)の放送を待たずにこの世を去りました。

本人の死という衝撃の渦中で放送された1979年1月6日の最終回視聴率は関東で31.4%、関西では驚異の43.8%を記録。野望に燃え、医学界の頂点に君臨しながらも癌に倒れた財前五郎の壮絶な最期は、田宮二郎自身のドラマチックな生き様と重なり合い、日本テレビ史に刻まれる不朽の名場面となりました。

鈴木 陽菜
Author

鈴木 陽菜

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。