例年40万人以上の人出で膨れ上がる会場周辺では、事前の立ち回り計画が生死を分ける。メイン観覧エリアである小山市役所西側の思川河川敷は夕方前から凄まじい熱気に包まれるため、あえて少し距離を置いた穴場を狙うのが賢明な地元流の戦術だ。
代表的な穴場が、会場から北東へ位置する「城山公園」の高台である。木々の合間から見上げる形にはなるものの、打ち上げ場所の全景を落ち着いて鑑賞できる絶好のポイントだ。また、少し下流に位置する「小山総合公園」周辺の土手沿いも、打ち上げ時の高度が高い大玉をクリアに捉えられる隠れた名所として知られている。
交通規制をかいくぐる最大の裏ワザは、「駅前への車両乗り入れを完全に諦める」ことに尽きる。当日は午後から広範囲で車両通行止めが敷かれ、幹線道路は身動きが取れなくなる。小山駅周辺への直接乗り入れを避け、両毛線や水戸線の隣駅近くにあるコインパーキングに車を停めて電車で1駅アプローチするパーク&ライドを活用すれば、帰宅時の大渋滞を驚くほどスムーズに回避できる。