彼のアスリートとしての覚醒を語る上で欠かせないのが、母・山本聖子の存在だ。世界選手権を制したトップアスリートである彼女は、食事管理やメンタルケアの面で絶大なサポートを続けている。勝負の世界の厳しさを知りに知り尽くした両親だからこそ、過度なプレッシャーを与えず、本人の自主性を何よりも尊重してきた。
のびのびとした環境の中で、自分の「好き」を突き詰めた結果が、現在の圧倒的なパフォーマンスへとつながっている。家庭内での会話も、ごく自然に高い次元のスポーツ科学やコンディショニングの話が飛び交うというから驚きだ。