京都のモーニング文化を語る上で外せないのが、半世紀以上の歴史を紡ぐ老舗喫茶店です。その筆頭格であるイノダコーヒ本店(中京区堺町通)は、早朝7時のオープン直後から優雅なモーニングを楽しむ人々で席が埋まります。
名物メニュー「京の朝食」は、本格的なボンレスハム、ふわふわのスクランブルエッグ、焼きたてのクロワッサンに新鮮なサラダが添えられた贅沢なワンプレート。創業以来愛され続ける深煎りブレンド「アラビアの真珠」とともに味わう朝は、まさに京都の伝統そのものです。中庭の緑を眺めながら過ごせるサロン風の店内設計も、多くの人を惹きつけてやまない理由の一つとなっています。
こうした老舗喫茶は、常連客が守ってきた心地よい接客と、妥協のないクオリティを頑なに維持しているからこそ、流行に左右されない絶対的な支持を集めています。