美容医療系の口コミサイトやSNS(X・知恵袋)に寄せられた生々しい実体験を調査すると、失敗に直面した患者たちのリアルな悲鳴と共通する失敗パターンが浮かび上がってきます。
「二重あごをなくしたくてカベリンを顎下に3回打った。顎下の肉は確かに減ったけれど、首と顎の境目の皮膚がペラペラに余って、下を向くとシワシワのカーテンのようになってしまった」(30代会社員・X投稿より)
「丸顔がコンプレックスで、クリニックの勧めるまま両頬に注射。1カ月後、友人から『やつれた?疲れてる?』と心配されるようになり、鏡を見たら頬の中央がげっそり窪んでほうれい線が鼻横から深く刻まれていた」(40代主婦・美容掲示板レビューより)
施術直後の経過写真を時系列で追っていくと、注入後1〜2週間は薬剤の局所炎症やむくみによって肌に一時的な張り感が生まれ、引き締まったように錯覚します。しかし、むくみが完全に引く3週間〜1カ月目にかけて、溶けた脂肪の喪失分が「皮膚のもたつき」や「不自然な影」として表面化してくるのです。この経過のタイムラグが、患者に「最初は良かったのに急激にたるんだ」という強い後悔を抱かせる一因になっています。