道場六三郎氏が築き上げた料理の世界は、直営店や監修店を通じて今も多くの食通たちを唸らせています。旗艦店である『銀座 ろくさん亭』は、1971年の創業から半世紀以上にわたり銀座の地で愛され続けてきました。ビルの建て替えやリニューアルを経た現在も、鉄人のDNAを受け継ぐ一流の料理人たちが厨房を守り、季節ごとの極上コースを提供しています。
さらに近年、大きな話題を呼んでいるのが千葉県松戸市にオープンした『懐食みちば』です。「本格的な日本料理をもっと身近に、手頃な価格で楽しんでほしい」という道場氏の熱い想いから誕生したこの店舗は、従来の高級懐石の敷居の高さを払拭した革新的な店舗設計が特徴です。
長年右腕として腕を振るってきた愛弟子・一ノ谷浩司氏をはじめとする熟練の職人たちが味を統括し、ランチ・ディナーともに連日予約で埋まる盛況ぶりを見せています。道場氏自身も「弟子たちが生き生きと腕を振るう姿を見るのが一番の喜び」と語っており、後進の育成と料理の継承が見事に結実しています。