物語の舞台はドイツにあるイギリス軍基地の街エッケンハウゼン。2014年の冬、広場で倒れていた若い女性が保護されます。衰弱した彼女が口にした名はアリス・ウェブスター。2003年にわずか11歳で失踪した英国軍人サム・ウェブスターの愛娘でした。
11年ぶりの奇跡の帰還に沸く家族でしたが、少女は監禁中に「ソフィー・ジローというフランス人少女も一緒にいた」と証言します。ソフィーは同時期にフランスで失踪し、元フランス警察の凄腕捜査官ジュリアン・バティストがかつて追っていた未解決事件の被害者でした。
しかし、ドラマはそこから一気に2年後の2016年(現在)へとシフトします。ウェブスター家は完全に崩壊し、父サムは顔に大火傷を負って妻ジェマと別居、息子のマシューは荒んだ生活を送っていました。一方、脳腫瘍を患い余命わずかなバティストは、ある確信を胸にイラクの紛争地帯へ単身乗り込んでいました。なぜ少女の帰還が家族の崩壊を招いたのか、2つの時代を往復しながら隠された闇が暴かれていきます。