ココイチ本社はなぜ一宮に?東京移転しない理由と創業の原点を追う

ココイチ本社はなぜ一宮に?東京移転しない理由と創業の原点を追う

ココイチ本社はなぜ一宮に?東京移転しない理由と創業の原点を追うの具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

西枇杷島店が「聖地」であるならば、一宮本社の敷地内にある「壱番屋記念館」は、ココイチという企業の魂が保存されている歴史資料館です。

この施設には、創業初期に使用されていた手動のレジスターや鍋、歴代の制服、幻となった過去のスプーンキャンペーンの歴代景品、さらには創業当時の店舗カウンター席が実物大スケールで再現されています。展示の中でも際立って来訪者の胸を打つのが、宗次徳二氏が創業期から現役引退まで毎朝欠かさず読み続けたとされる膨大な「お客様アンケート(ハガキ)」の現品保管コーナーです。

宗次氏はかつて、毎朝3時55分に出社し、全国の店舗に寄せられた年間十数万通ものアンケートハガキをすべて一人で精読していました。顧客の喜びの声には感謝し、辛口のクレームがあれば即座に原因を究明して店舗の改善へと繋げる。そうした「お客様第一」の泥臭い執念の痕跡が、記念館のすみずみに息づいています。

壱番屋記念館の見学については、一般向けの常時オープンの商業施設とは異なり、完全事前予約制(見学希望日の事前申し込み制)となっています。社内研修や取引先向けの利用が中心ですが、一般ファンや各種団体、学校関係者の社会科見学等も受け付けています。見学希望の際は、壱番屋公式サイトの専用問い合わせ窓口や電話にて事前に空き状況を確認し、所定の手続きを踏む必要があります。

山田 真由
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山田 真由

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