「盛り塩を玄関の内側に置くと運気が下がる」という噂の背景には、風水や神道における空間認識の誤解があります。盛り塩には大きく分けて「外からの邪気をブロックする魔除け」と「家の中に入った気を清める浄化」という2つの役割が存在します。
内側に置くのがNGとされる説では、「外から入ってきた悪い気を家の中に閉じ込めてしまう」と主張されます。しかし、これは長期間放置して邪気を吸い切った塩をそのままにしている場合の話です。盛り塩が空間の汚れや厄を吸い取ってくれるからこそ、古い塩を置き続けるとマイナスのエネルギーが室内に充満してしまいます。
定期的に交換し清潔な状態を保っていれば、玄関の内側に置く盛り塩は家全体を守る強力なフィルターとして機能します。むしろ外からの汚れを玄関先で食い止め、室内に清らかな気だけを通すという意味で、現代の住環境においては内側の設置こそが理にかなっています。