時を経て、このキャラクターを取り巻く受容の形も変化した。近年ではVTuberやゲーム実況者が同作をプレイし、リアルタイムで視聴者とともに悲鳴を上げるコンテンツが定着している。
突っ込みを入れながら観賞するスタイルによって、かつてのトラウマ体験はインタラクティブなイベントへと昇華された。凄惨な悲劇は「みんなでツッコミを入れるエンタメ」へと変換され、キャラクターの毒気は一種のパフォーマンスアートとして再解釈されている。悲劇が喜劇へと反転するこのプロセスは、ネットコミュニティが毒素を中和し、長期的に消費するための知恵でもあった。