大手レシピサイトやSNSのコミュニティ、主婦層へのヒアリング調査を行うと、ライスペーパー料理に対する極めて熱量の高いリアルな声が集まっている。
「小麦アレルギーの息子が、何年かぶりに家族と同じ『餃子』をおかわりして食べてくれた。皮が破れにくく、具の旨味がしっかり閉じ込められるので親としても大助かり」(30代女性・主婦)
「一人暮らしの自炊で一番嫌だったのが、ボウルや泡立て器を洗うこと。ライスペーパーならフライパンの上で完結するし、包丁すら使わないアレンジも多いので帰宅後10分で温かいご飯が食べられる」(20代男性・会社員)
一方で、手放しの絶賛ばかりではない。現場検証からはいくつかの深刻な不満やトラブルも浮き彫りになっている。
「一度にたくさん焼こうとして、フライパンの中で餃子同士がくっついて大惨事になった。無理に剥がそうとしたら全部破れて中身が出てしまった」(40代女性・パート)
「出来立ては感動するほど美味しいのに、お弁当に入れて持っていったら、冷えてゴムのように硬くなって噛み切れなかった」(20代女性・OL)
タピオカデンプンは冷えると急速に水分を放出して硬化(デンプンの老化)する性質がある。ライスペーパー料理は基本的に「アツアツの出来立てをその場で食べる」ことが絶対条件であり、お弁当などの作り置きには根本的に向いていないことが現場の検証から明確になっている。