巨額資本の思惑が交錯するなか、伝統ある映画スタジオの動きも見逃せない。国内配給の雄である東宝と、ハリウッドの老舗ワーナー・ブラザースが連携を模索しているという情報は、映画関係者のあいだで瞬く間に駆け巡った。
この2026年新作映画プロジェクトは、単一の国や地域だけに向けられたものではない。アジア発のストーリーテリングをハリウッドの制作規模で世界中に届けるという、かつてないスケールの共同戦線だ。東宝が持つ盤石な国内ネットワークと、ワーナー・ブラザースが誇る世界規模の配給網。このふたつが結びついたとき、劇場体験の可能性は一気に広がる。国境を軽々と越えていくクリエイティブの結集は、すでに現場の熱気を最高潮へと押し上げている。