アート鑑賞後のひとときを格上げしてくれるのが、TOYAMAキラリの2階に位置する「FUMUROYA CAFÉ(フムロヤ カフェ)」です。慶応元(1865)年創業、加賀麩の伝統を守り続ける金沢の老舗「加賀麩不室屋」が手掛ける和モダンなカフェであり、館内の木の温もりとシームレスにつながる開放的な空間が広がっています。
名物の「不室屋パフェ」は、生麩や焼き麩、お麩のラスクなど、異なる食感のお麩をふんだんに取り入れたオリジナルスイーツで、上品な甘みと軽やかな口当たりが女性客を中心に絶賛されています。ランチタイムには、車麩のフライやお麩のしぐれ煮を盛り込んだ彩り豊かな御膳も提供されており、富山にいながら加賀・北陸の食文化の神髄を味わうことができます。
また、同館は専用駐車場を備えていません。車でアクセスする場合は、施設向かいの「NPC24H西町パーキング」や近隣のコインパーキングを利用することになりますが、土日祝日の昼前後は混雑が予想されます。もっともストレスのないルートは、JR富山駅南口から富山地方鉄道の市内電車(環状線または南富山駅前行き)に乗り、「西町」停留場で下車する方法です。乗車時間は約10〜12分、運賃も手頃で、富山名物の路面電車に揺られながら街並みを眺める時間そのものが、旅情を高める優れたプロローグとなります。