ラウンドワン板橋店が多くのファンに惜しまれながら営業を終了したのは、2026年4月11日のことでした。深夜帯まで明かりが灯り、週末にはファミリー層や学生で溢れかえっていた同店が撤退を選んだ背景には、複数の現実的な要因が存在します。
最大の決定打となったのは、「土地および建物の賃貸借契約(定期借地・借家契約)の満了」です。2000年代初頭の開業から約20年が経過し、契約更新のタイミングを迎えた段階で、建物の維持管理コストや今後の設備改修投資を慎重に精査した結果、契約終了に伴う閉店が決定されました。
加えて、当時のアミューズメント業界を取り巻く劇的な環境変化も影響を及ぼしました。深夜営業の制限や集客型複合施設の稼働率低下を受け、運営会社である株式会社ラウンドワンは不採算店舗の整理や旗艦店への経営資源集中を進めていました。板橋店は大型総合レジャー施設としての役割を全うし、契約満期という明確な節目を迎えて歴史に幕を下ろす形となったのです。