『進撃の巨人』のサシャ・ブラウス役で見せた、食い意地と切なさの奇跡的な同居。『銀魂』の猿飛あやめ(さっちゃん)における、ドM属性全開の高速長台詞。『STEINS;GATE』の漆原るかが放つ、儚くも可憐な透明感。代表作を書き連ねるだけで、演技の振幅の大きさに眩暈を覚える。
単に台本上のセリフをなぞるのではない。キャラクターの生理現象や感情の爆発を、文字通り肉体全体で引き受ける。マイクの前で激しく身をよじらせ、汗をかきながら吐き出すボイスは、アニメーションの作画に圧倒的なリアリティを吹き込んでいく。