公開鍵暗号方式とは何か?仕組みと安全性をプロがわかりやすく解説

公開鍵暗号方式とは何か?仕組みと安全性をプロがわかりやすく解説

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1977年にロナルド・リベスト、アディ・シャミア、レオナルド・エードルマンの3名によって考案されたRSA暗号 アルゴリズムは、巨大な合成数の素因数分解が困難であることを安全性の根拠として長年暗号界に君臨してきました。コンピュータの性能向上に伴い、推奨される鍵長は1024ビットから2048ビット、さらには4096ビットへと長大化していきました。

しかし、鍵長が長くなると計算負荷とメモリ消費が増大し、スマートカードやIoTデバイスといったリソース制約のある環境では運用が厳しくなります。そこで台頭したのが楕円曲線暗号(ECC: Elliptic Curve Cryptography)です。

楕円曲線上の離散対数問題を利用するECCは、RSAと同等以上の強度をはるかに短い鍵長で実現します。例えば、RSAの3072ビットに匹敵する強度が、楕円曲線暗号ではわずか256ビットで達成可能です。これにより、SSL/TLSハンドシェイクの高速化やモバイル端末のバッテリー消費削減が達成され、現在の主要通信規格ではECDSAやEd25519といった楕円曲線ベースの署名・鍵交換アルゴリズムが標準となっています。

小林 直樹
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小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。