Q1:クリスタ(CLIP STUDIO PAINT)で部屋を描くとき、パース定規はどう設定するのが正解ですか?
A1:デフォルトのパース定規を配置した後、ツールプロパティの「視野角」が広がりすぎていないか確認してください。広角すぎると画面端が激しく歪むため、やや望遠〜標準寄り(焦点距離35mm〜50mm相当)に設定するのが基本です。また、定規を作る前に部屋の奥の壁(水平・垂直の長方形)を手動で描き、その長方形の対角線の交点付近に消失点を合わせると、狂いのない定規を短時間で設置できます。
Q2:どうしても奥の壁が小さくなりすぎて、トンネルのように長くなってしまいます。
A2:奥の壁の長方形を大きく描き直してください。奥の壁が小さいということは、カメラが部屋の入り口よりも遥か後方から超望遠で覗いているか、あるいは部屋の奥行きが数十メートルある状態を意味します。一般的な日本の6畳間(約2.7m×3.6m)であれば、キャンバスの面積に対して奥の壁が占める割合は思っている以上に大きくなります。一度、奥の壁を画面の縦横50〜60%程度のサイズまで拡大してアタリを取ってみてください。
Q3:家具を置くと、床から浮いているように見えてしまうのはなぜですか?
A3:家具の「接地面(底面)」を意識せずに、上面や側面から描き始めていることが原因です。家具を描く際は、まず床面にその家具の底面となる四角形をパースに合わせて描き、そこから垂直に柱を立ち上げる「下から上へ」の手順を徹底してください。接地面が床のグリッドと正しく噛み合っていれば、家具が浮遊する現象は確実に解消されます。