SNSや掲示板の現場では、この言葉は具体的にどのように機能しているのでしょうか。実例をもとに検証すると、主に2つの対極的な力学が観察されます。
1つ目は、「プロレス的やり取り」としての機能です。オンラインゲームで課金したにもかかわらず目当てのキャラクターが出なかった友人が「ドンマイ! 次があるよ!」と慰めてきた際、「その心笑ってるね」と返すケースです。言われた側も「バレたかw」「いや全力で草生やしてる」と応じるなど、自虐とユーモアを共有するコミュニケーションの潤滑油として機能しています。
2つ目は、「議論の主導権を奪うカウンター」としての機能です。時事問題やスキャンダルをめぐるリプライツリーにおいて、冷静沈着な論理を展開している相手に対し、「客観的なフリをしているが、本音では対象が叩かれて快感を覚えているはずだ」という動機への疑念を突きつける形で投下されます。論点そのものを逸らし、相手の人格や内面に疑義を呈する強力な牽制球として使われる実態があります。