多くの初心者が抱える演奏の悩みを解決するために、ここでは付点四分音符の正しい長さと、1.5拍を正確に刻むための裏技的練習法を独占公開する。挫折せずに楽譜を完璧に読み解くためのコツは、頭の中での「最小単位の分割」と「タイによる視覚化」にある。
まず基本となるカウント方法だ。1拍単位で「1、2、3」と数えるのを今すぐやめよう。最小単位である八分音符(0.5拍)に分解し、「イチ・ト・ニ・ト・サン・ト」と口に出して数えるのだ。付点四分音符は八分音符3つ分の長さ(0.5×3=1.5拍)に相当する。つまり「イチ・ト・ニ」の「ニ」まで音を伸ばし、「ト」のタイミングで次の音を出す。この「裏拍(ト)」で次の音を打つ感覚こそが、1.5拍攻略の絶対的な秘訣だ。
さらに効果的な裏技が、楽譜の読み替えトレーニングである。付点四分音符とそれに続く八分音符の組み合わせを、最初は「タイで繋がれた四分音符と八分音符」に書き換えて練習するのだ。目で見て直感的に長さが把握できるようになれば、脳の処理スピードは格段に上がる。言葉の音節を当てはめ、「タ・ア・アン・タ」と身体を揺らしながら手拍子を打つボイスリズム法も、即効性のある練習法として推奨される。