このトレンドは、コンテンツ制作の民主化も大きく推進している。高度なデッサン力や複雑な着彩技術がなくても、アイディアと独自の感性さえあれば、個人がSNSを拠点に一躍トップクリエイターへと登りつめることが可能になった。
タブレット端末の普及とグラフィックツールの進化により、思い立った瞬間に描いた描画が数時間後には数万回シェアされ、そのままグッズ化や書籍化へとつながるエコシステムが完成している。大手プロダクションを通さずとも、ファンとダイレクトにつながり収益化を達成する若手クリエイターが次々と誕生しており、イラストレーション業界の構造そのものを塗り替えつつある。