この手作りブームは、周辺産業にも小さからぬ経済波及効果をもたらしている。
手芸用品店やホームセンターでは、特定時期になると赤いフェルトや布用接着剤の売上が急増。ハンドメイド・手芸業界の売り場では「ハーフバースデー特設コーナー」が設置されるケースも珍しくなくなった。
同時に、ベビー・キッズ産業にとってもこの現象は追い風だ。既製品の衣装を買い与えるだけの消費スタイルから、親自身の手で体験を作り出す「コト消費」「プロセス消費」へのシフトが鮮明になっている。子どもの成長を祝うイベントの多様化が、育児関連市場全体の活性化を力強く後押ししているのだ。