難関大志望者が多く母集団のレベルが高い駿台予備学校の模試に対し、進研模試は国公立・私立を問わず全国の多様な高校生が受けるため、母集団が極めて広い。そのため、得られるデータの読み方にも独自の視点が必要だ。
成績返却後に確認できるベネッセ マナビジョン(Manavision)のポータルでは、単純な偏差値の数字だけに一喜一憂してはならない。注目すべきは「GTZ(学習到達ゾーン)」の推移と、大問・設問ごとの「正答率」だ。全国正答率が50%を超えている設問を落としていないか。ここを落としているなら基礎の欠陥であり、最優先の復習対象となる。逆に正答率10%未満の難問で失点していても気にする必要はない。自らの現状の立ち位置を客観視し、次の一手を打つための羅針盤としてデータを使い倒す姿勢が求められる。